- アフィリエイトの基本的な仕組みを理解できる
- アフィリエイトの種類がわかる
- アフィリエイトができるプラットフォームがわかる
うつ病になって会社をやめるまで、私はアフィリエイトのことなんてほぼ知らなかったし、最初は手探りで始めたものの、まったく成果が出ませんでした。
その後、ゼロからアフィリエイトの基本を徹底的に学び、学んだことを実践することで、少しずつ成果を出していきました。
この記事を開いてくれたあなたは、アフィリエイトに興味があったり、これらから始めようと思っている方だと思います。
だから、この記事はアフィリエイト初心者の方が、アフィリエイトの基本的な仕組みと種類を理解していただけるような内容にしています。
ぜひこの記事を最後まで読んで、アフィリエイトの仕組みをサクッと理解していきましょう。
なお、アフィリエイトには「セルフバック」という自分でアフィリエイトをして簡単に稼ぐ方法があります。詳しくは「【アフィリエイト】セルフバックの手順と注意点![失敗例つき]」で解説しています。
高田(管理人)
ブログ歴7年のベテラン。2015年にうつ病で会社を退職後、一念発起して独立。趣味はサッカー、将棋、自転車旅。アフィリエイト最高月収890万円。
1.アフィリエイトとは?初心者向け【図解】解説
まず、はじめにアフィリエイトの全体像をつかんでおきましょう。
アフィリエイトの全体像
- アフィリエイター:私たちのようなメディア運営者
- 読者:記事を読んだり動画を見るユーザー
- 広告主:商品やサービスを販売している企業
「アフィリエイターが広告主の商品やサービスを紹介して、読者が紹介した商品やサービスを購入したら、広告主から紹介料として一定の金額がアフィリエイターに支払われる」
これがアフィリエイトの全体像です。
また、アフィリエイターが報酬を手に入れるまでの流れは、次のとおりです。
- 情報発信をする
- アフィリエイト広告を紹介する
- 広告がクリックされる
- 広告から商品が購入される
- 広告主から紹介料をもらう
アフィリエイター(メディア運営者)は、販売代理店みたいなイメージですね。広告主の商品を買いたくなるような記事を書いて、売れたら報酬をもらえるという流れです。
アフィリエイトはどれぐらい稼げる?
アフィリエイトの収入について見ていきましょう。
アフィリエイトマーケティング協会が発表した「アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2022年」によると、一カ月のアフィリエイト収入の割合は次の通りです。
上の調査結果をまとめてみると、次のような結果になりました。
1カ月のアフィリエイト収入の割合
- 月収 5千円未満:58.5%
- 月収 5千円~1万円:6.1%
- 月収 1万円~5万円:12.7%
- 月収 5万円~10万円:4.0%
- 月収 10万円~50万円:8.9%
- 月収 50万円~100万円:3.3%
- 月収100万円以上:6.5%
月収5千円未満が58.5%と半分以上を占める一方、月100万円以上稼げる人が6.5%と、それなりにいる印象です。
ここから言えるのは、成功すると大きく稼げる一方、半分以上の人が月収5千円、1万円の壁をなかなか破れない現状があります。この点については、YouTubeもだいたい同じような割合です。
ただし、月収5千円未満の人はブログを作ったのにほとんど記事を書いてない人や、ブログの更新をやめて放置している人が数多くいます。
だから、正しいやり方でしっかりと行動し、諦めずに継続できれば、まだまだブログは稼げますよ。
いま成果を出している人は「諦めなかった人」です。
2.アフィリエイトの種類5つ
アフィリエイト広告で収入を得る手段として次の5つがあります。
- ASPアフィリエイト
- 物販アフィリエイト
- コンテンツアフィリエイト
- アプリアフィリエイト
- クリック型アフィリエイト
一つずつ見ていきましょう。
①ASPアフィリエイト
ASPとは、「Affiliate Service Provider」の略で、広告主とアフィリエイター(メディア運営者)を仲介するサービスのことです。
私たちアフィリエイター(メディア運営者)は、アフィリエイトをしたいと思ったら、まずASPに登録をして、アフィリエイトを始めるのが最もオーソドックスな形です。
トップアフィリエイター含め、アフィリエイト収入はASP経由での収入が最も大きくなります。
私もアフィリエイト収入の多くがASP経由です。
なので、「アフィリエイトで稼ぐ」には、ASP経由でのアフィリエイトを極める必要があるのです。
「なんでわざわざ仲介するの?直接契約すればいいのに…」
そう思うかもしれませんが、ASPが仲介することでアフィリエイター・広告主ともにメリットがあるのです。
ASPを使うメリット(アフィリエイター側)
アフィリエイター(メディア運営者)側の視点からみたASPを使う最大のメリットは、「連絡・交渉先を一元化できる」ことです。
もし広告主とすべて直契約でアフィリエイトする場合は、
- 広告主を自分で探す
- 広告主に自分から連絡する
- 自分のプロフィールを広告主にアピールする(自分は怪しい人間じゃないことを証明する)
- ブログの情報を広告主にアピールする
なんてことを、1社ずつ全部自分でやらなければいけません。めちゃくちゃ大変ですよね?
アフィリエイター(メディア運営者)の仕事は、「読者に役立つコンテンツを作る」こと。そのためには、常に読者やコンテンツと向き合うことが大切です。
だからこそ、煩雑な交渉事を一手に引き受けてくれるASPはとても便利なのです。
ASPを使うメリット(広告主側)
広告主側からの場合もだいたい同じです。アフィリエイターを一人ひとり管理して連絡するのは大変です。一人ひとり支払口座を管理するのも面倒ですよね。
ASPを通せばアフィリエイターの管理も支払先もすべてASPに任せられるし、広告主の負担も少なくて済むのです。
代表的なASP
ブログ初心者におすすめのASPについては、「ブログ初心者におすすめのアフィリエイトASP15選(総合から物販、情報商材まで)」で詳しく解説しているので、こちらをご覧ください。
ちなみに、ASPアフィリエイトの感覚をつかんだり、初期資金を簡単に稼ぐ手法として、「セルフバック(自己アフィリエイト)」というものがあります。詳しくは下の記事で解説しています↓↓
②物販アフィリエイト(Amazon・楽天・ヤフーショッピング)
物販アフィリエイトは、Amazonや楽天、ヤフーショッピングに掲載されいている商品を紹介することで報酬が得られるアフィリエイトです。
ASPアフィリエイトと仕組みは同じで、紹介した商品を読者が購入したら紹介料がもらえます。
Amazon、楽天、ヤフーショッピングに掲載されている商品がすべて対象になるので、ジャンルも幅広く、自分の趣味や得意分野の商品を紹介しやすいのがメリットです。
また、Amazon、楽天、ヤフーショッピングという大手ECモールなので、読者の心理的ハードルも低く、気軽に広告をクリックしてもらえます。
さらに、紹介した商品以外を購入した場合でも紹介料をもらえるので、収益化しやすいのもメリットです。
ただし、紹介料が低いので、大きく稼ぐには相当のアクセスが必要になるのが難点と言えるでしょう。
代表的な物販アフィリエイト
③コンテンツアフィリエイト
コンテンツアフィリエイトは、記事や動画、講座などの無形商品を紹介することで報酬が得られるアフィリエイトです。
知識やノウハウ、スキルなどが対象となるので、アフィリエイターとして紹介するだけでなく、自分で記事や講座を制作して、販売者にもなれることが特徴です。
無形商品は利益率が高いので、販売が成功すれば大きく稼げますし、アフィリエイターの報酬率も高いのがメリットです。
ただし、物販や大手企業のサービスに比べて販売するまでの難易度が高いのも事実。コンテンツアフィリエイトで稼ぐには、マーケティングやセールスライティングのスキルが必須です。
代表的なコンテンツアフィリエイトASP
など
④アプリアフィリエイト
アプリアフィリエイトは、スマホのアプリを紹介して、ユーザーがダウンロードすると報酬が発生する仕組みです。
仕組みはASPアフィリエイトと同じで、ASP経由でアフィリエイト広告を設置します。
ゲーム系のアプリは無料ダウンロードで報酬が発生するものが多く、難易度が低く稼ぎやすいのがメリットです。
ただし、報酬単価が数十円から数百円のものが多く、大きく稼ぐには大量のアクセスと大量のダウンロードが必要です。
アプリアフィリエイトもASPに登録してアフィリエイトを行います。
代表的なアプリアフィリエイトASP
など
⑤クリック型アフィリエイト
クリック型アフィリエイトの代表格は、Googleアドセンスです。
①で解説したASP経由のアフィリエイトは成果報酬型広告と呼ばれているのに対し、Google アドセンスはクリック型広告と呼ばれています。
Google アドセンスは、Googleが提供している広告サービスで、次の2つの特徴があります。
- 読者に合わせた広告を自動配信してくれる
- クリックされるだけで報酬になる
Googleアドセンスは、自分のブログに広告を設置しておくだけで、読者にもっとも適した広告を自動配信してくれるし、その広告がクリックされるだけでアフィリエイト報酬を手に入れられます。
Googleアドセンスは初心者向け
Googleアドセンスは難易度が低く、初心者向けと言えます。
ただし、1クリックあたりの単価は、平均で10円~30円くらいです。(ジャンルによって異なります)
また、広告が表示されてクリックされる割合(クリック率)は、平均1%程度。つまり、広告が100回表示されて1回クリックされる計算になります。
上のクリック単価とクリック率を計算すると、1PV(アクセス)あたりの収益は約0.1円~0.3円です。
このことから、アクセス数ごとの収益は、
- 100PV→10円~30円
- 1,000PV→100円~300円
- 10,000PV→1,000円~3,000円
- 100,000PV→10,000円~30,000円
- 1,000,000PV→100,000~300,000円
となります。
個人メディアがGoogleアドセンスだけで大きく稼ぐのは難しい
それなりに稼ぐためには、膨大なアクセス数が必要です。個人が運営するメディアで月間100万PVを超えるのは難易度が高く、Googleアドセンスだけで大きく稼ぐのは現実的ではないでしょう。
確かにGoogleアドセンスで月に数千円程度を稼ぐのは簡単ですが、手間暇かけてブログを運営して月に数千円だけの稼ぎだけでは、正直、効率悪いですよね。
なので、個人ブログでGoogleアドセンスをメインの報酬にするのは、おすすめしません。
メインはあくまでもASPの成果報酬型広告で、クリック型アフィリエイトはサブの位置づけにすることをおすすめします。
代表的なクリック型アフィリエイト
など
3.アフィリエイトができるプラットフォーム
ブログやSNSなど、さまざまなプラットフォームでアフィリエイトができます。ここではアフィリエイトができる主なプラットフォームを紹介します。
①ブログ
- WordPressブログ
- NOTE
- 無料ブログ(アメブロ、はてなブログなど)
アフィリエイトのプラットフォームとしては、ブログが最も歴史が長く、設置できるアフィリエイトリンクの種類が圧倒的に多いのが特徴です。
ASP、物販、コンテンツ、アプリ、クリック型のすべてのアフィリエイト広告を設置できます。
当ブログもWordPressを使ったブログです。
ブログアフィリエイトのメリットとデメリット
WordPressのブログのつくり方は下の記事で解説しています。ブログアフィリエイトを始めたい方は下の記事を参考にして、ブログを立ち上げることがら始めましょう↓↓
②SNS
- インスタグラム
- LINE
数年前まではSNSでのアフィリエイトが禁止されていましたが、現在はアフィリエイトが解禁されたことで、一気に普及しています。
ASPアフィリエイトや物販アフィリエイトが主流です。
SNSアフィリエイトのメリット・デメリット
③動画プラットフォーム
- YouTube
- Tiktok
YouTubeは再生時などに広告が表示されるGoogleアドセンスのほかに、ASPアフィリエイトや物販アフィリエイトもできます。
動画アフィリエイトのメリット・デメリット
なお、アフィリエイトは広告の種類とメディアをかけ合わせると、20種類に分類できます。20種類のポイントについては、下の記事で解説しているので、こちらをご覧ください↓↓
4.アフィリエイト案件の選び方
アフィリエイトを成功させるために重要なポイントの一つが「案件の選び方」ですね。
アフィリエイトの案件の選び方にはコツがあります。
- 検索エンジンの上位が紹介する商品を選ぶ
- よく売れている商品を選ぶ
- 自分が使ったことのある商品を選ぶ
- 趣味や得意分野の商品を選ぶ
- 成果地点が低い商品を選ぶ
案件の選び方の詳細は下の記事で解説していますので、こちらをご覧ください↓↓
まとめ
今回はアフィリエイトの基本について解説しました。
アフィリエイトで稼ぐためには、まずブログを作り、次に記事を書き、そしてASPに登録をして広告を設置するのが大まかな流れです。
まだブログを立ち上げていない方は、「【WordPressの始め方】初心者が0からブログを作る手順を解説!」を参照して、ブログを立ち上げましょう。
記事の書き方がわからない方は、「ブログ記事を書くまでの流れと基本的な手順を解説!」を参照して、記事を積みあげてください。
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