- アフィリエイトの審査に通らない原因がわからない
- アフィリエイトの審査に落ちたときの対処法が知りたい
WordPressブログでアフィリエイトを始めるために、ASPに登録申請したのに、審査に落ちてしまった…。早く稼ぎたいのに、もどかしいですよね。
焦る気持ちはすごくわかりますが、まずは落ち着いて、原因を知り、対策を講じることが大切です。
そこで当記事では、
- アフィリエイト審査の仕組みや審査基準
- アフィリエイト審査が落ちる原因や典型的なパターン
- アフィリエイト審査に落ちてしまった場合の具体的な対処法
- アフィリエイト審査合格のためのチェックリスト
について解説していきます。
ブログ運営歴7年。この道の酸いも甘いも体験した私がアフィリエイト審査についてのポイントを解説していきます。この記事を読めばアフィリエイト審査が通らないときの対処法を身につけられるので、ぜひ最後までお読みください。
なお、アフィリエイトの基本的な仕組みやASPの仕組みがよくわからないという方は、「【図解】アフィリエイトとは?基本的な仕組みや構造を解説」でアフィリエイトの基本を解説しているので、こちらを御覧ください。
高田(管理人)
ブログ歴7年のベテラン。2015年にうつ病で会社を退職後、一念発起して独立。趣味はサッカー、将棋、自転車旅。アフィリエイト最高月収890万円。
1.そもそもアフィリエイトの審査って何?(仕組みを知ろう)
審査をスムーズに合格するためには、審査の仕組みやルールを知っておくことが大切です。なので、まずは審査の基本的な中身をざっと見ておきましょう。
なぜ審査しているのか?
アフィリエイトの審査とはつまり、「このサイトが広告を掲載するのにふさわしいのか?否か?」をチェックすることです。広告主である企業はお金を払って広告を掲載していますよね。
ではなぜ、お金を払ってまで広告を掲載するのか?
それは広告を掲載することで商品が売れたり、商品のブランドイメージが良くなることを期待して広告を掲載しています。当然、効果が期待できそうなサイトには広告を掲載するし、効果が期待できないであろうサイトには広告を掲載しません。
テレビCMやYouTube広告と同じですね。
私たちメディア運営者は、「このサイトにはぜひ広告を掲載してほしい」とか、「このサイトなら広告を掲載してもOK」と広告主に思ってもらえるようなサイトを作る必要があるのです。
ASPの一般的な審査基準
次に、ASP※の一般的な審査基準を確認しましょう。
ASPに共通する審査基準は次の通りです。
- 年齢が18歳以上であること
- 情報やデータに嘘でないこと
- コンテンツが著しく乏しくないこと
- ASP各社の禁止行為を行っていないこと
まず、ASPの登録には、基本的に年齢制限があり、18歳未満の方は保護者の同意がないと、ASPに登録できません。一部、もしもアフィリエイト
3つめの「コンテンツが著しく乏しくないこと」については、極端に文字数が少ない記事(1,000文字以内)ばかり書いていたり、単なる日記のような記事はNGということです。
最後の「ASP各社の禁止行為」については、会社によって禁止事項が違うので、確認しましょう。
【参考】A8.netの禁止事項
参考までに、ASP最大手「A8.net」の禁止事項を紹介します。
<メディア会員としての資格違反>
以下のようなサイトはA8.netへ登録いただけません。
出典:A8.net禁止事項より抜粋
- サイト担当者が18歳未満
- メディア会員の登録情報に偽りがあること
- 閲覧制限などにより、特定の人しか閲覧できないサイト
- メディア会員ご本人様が管理・運営を行っていないサイト
- アダルトサイト・アプリ
- その他、公序良俗に反するサイトやアプリ
- 強制退会者の再登録
上記は禁止事項の一部を抜粋したものであり、この他にも禁止事項が明確に規定されています。アフィリエイトASPに登録する前に、必ず禁止事項をチェックしておきましょう。
なお、ブログ初心者におすすめのASPを下の記事で詳しく紹介しているので、こちらもチェックしてみてください↓↓
2.アフィリエイトの審査に落ちる典型的なパターン
アフィリエイトの審査に落ちる典型的なパターンは次の3つです。
- 記事数が少ない
- ジャンルに統一性がない
- ASPのガイドラインに違反している
一つずつ見ていきましょう。
①記事数が少ない
いちばん多いのが、記事数が足りていないことです。
例えば、WordPressでブログを作ってすぐにASPの申し込みをしてしまい、記事数0なので通らなかったパターンです。後ほど解説しますが、記事数は「最低でも5~10記事程度」を書いていないとASPの審査に通らないと認識しておきましょう。
②ジャンルに統一性がない
2つ目の「ジャンルに統一性がない」については、いろんなジャンルの記事に手を出して、何を専門としているブログなのかわからない場合です。いわゆる”雑記ブログ”ですね。
雑記ブログになっていると、誰に向けてどんな情報を発信しているのか?よくわかりません。よくわからないブログは価値が薄いと判断され、審査落ちしてしまうこともあります。
③ASPのガイドラインに違反している
3つ目は、先ほど紹介したガイドラインに違反している場合です。初心者でありがちなのは、「著作権に違反した画像を使用してしまうこと」です。
GoogleやTwitterで拾った画像をそのまま掲載したら、著作権に違反している画像だったため、ASPのガイドライン違反になって審査に通りません。
まぁ、ASPの審査以前に、著作権に違反した画像を使うのは法律違反なので辞めましょう。
アフィリエイトの審査基準や難易度はASPによって違いがある
ASP各社に禁止事項があるとはいえ、実際はASP会社によって審査基準や難易度が異なるのが実情です。厳格な基準を設けているところもあれば、審査が緩いところもあります。
そのため、アフィリエイト初心者が取るべき作戦は、次の2ステップです。
- まず審査基準が緩いASPに申し込んで、ブログを成長させながら実績を作る
- ブログがある程度成長したら難易度の高いASPに申し込む
3.代表的なASPの[難易度別]分類一覧
代表的なASP8社を審査の難易度別に分類してみました。
難易度 | ASP名 |
---|---|
①難易度高 | ・Amazonアソシエイト ・Google アドセンス |
②難易度中 | ・afb ・バリューコマース ・アクセストレード ・もしもアフィリエイト |
③難易度低 | ・A8.net ・楽天アフィリエイト |
一つずつ見ていきましょう。
①難易度高
Amazonアソシエイトは、以前は審査が緩かったのですが、2020年に規約が改定され、厳しくなりました。登録すればとりあえず広告を掲載できますが、180日以内に3件の販売実績がないとアカウントを維持できません。
ある程度ブログが育っている場合は、そこまで難しい基準ではないですが、ブログ初心者にとってはなかなか厳しい基準ですね。
また、Google アドセンスは、登録時に厳しい審査をされることで有名です。明確なコンセプトのもと、それなりのボリュームのある記事を20〜30記事程度、書いてあることが必要です。
そのため、AmazonアソシエイトとGoogle AdSenseは、ブログを作ってすぐに申し込むのはおすすめしません。少なくともブログ記事を20〜30記事ほど書いてから申し込みましょう。
②難易度中
afb、バリューコマース、アクセストレード、もしもアフィリエイトの4社はアフィリエイト業界では非常に有名なASPで、多くのアフィリエイターが使っているASPです。
私もお世話になっています。
これらのASPは、
- 審査に数日かかる
- 最低5〜10記事以上書いていること
- 価値を提供していること
などの審査を行います。
AmazonやGoogleほど難しくはないですが、基準を満たしていないと審査に落ちることもあります。平均的な難しさではありますが、少なくとも10記事以上書いてから登録することをおすすめします。
なお、もしもアフィリエイトだけはやや難易度が低めで、5記事以上書けばほぼ落ちません。
③難易度低
A8.net、楽天アフィリエイトの2社はもっとも難易度が低いASPです。
A8.netについては、ブログを持っていなくても、登録できます。楽天アフィリエイトは楽天IDとブログさえ持っていれば、審査なしで始められます。
よって、ブログ初心者はA8.netと楽天アフィリエイトの登録から始めるのがBESTです。
とくに、A8.netは自分が購入した商品でアフィリエイト報酬がもらえるセルフバック(自己アフィリエイト)も充実してるので、<最初に始めるASP>としておすすめですよ。
なお、セルフバックのやり方については下の記事で詳しく解説しているので、こちらをご覧ください↓↓
4.アフィリエイトの審査に落ちてしまった場合の対処法
アフィリエイトの審査に落ちてしまったら、どうすればいいのか?
対応としては、「自分のサイトを直して、再度申請する」がその答えになるでしょう。では、どこら辺を直せばいいのか?そのポイントを一覧形式で紹介します。
対処法 | 備考 |
---|---|
①記事を充実させる | 記事数は少なくとも10本、文字数は3000字以上が目安。 |
②運営者情報やプライバシーポリシーを設置する | 運営者情報(プロフィール)とプライバシーポリシーのページがない場合は、設置すること。 |
③著作権法に違反したコンテンツがないか確認する | とくに画像には注意。画像は写真ACのようなフリー素材サイトからの画像を使うこと。 |
④登録時の「サイトの説明」をしっかり書く | 下の具体例を参照。 |
⑤WordPressを利用する | アフィリエイトOKな無料ブログもあるが、広告制限がある場合も多い。アフィリエイトをするならWordPressブログにする。 |
⑥サイトの強みを明確にする | 記事のテーマを統一して、専門性を強化し、強みを明確にする。無駄な記事を削除する。 |
サイトの説明は、誰にどんな記事を提供するのかを明確にしましょう。また、半年後や1年後の想定や目標など、青写真を説明すると印象が良くなります。
<サイトの説明の具体例>
当ブログはサイクリングのノウハウやおすすめグッズを紹介しているサイトです。想定読者は30代前半から40代前半の男性で、仕事休みの週末に運動不足解消やリフレッシュをかねてサイクリングを楽しみたいと思っている会社員です。おすすめのサイクリンググッズやサイクリングにまつわるHOW TOの紹介などを行っていく予定です。毎週2記事ペースで記事を更新していき、半年後には月間5万アクセスを目指します。
5.アフィリエイト審査合格のためのチェックリスト
最後に、アフィリエイト審査に合格するためのポイントをチェックリスト形式でまとめました。下のチェック事項にすべて答えられるようになってから、再度アフィリエイト審査に挑みましょう。
- ✓ 1記事あたり3,000文字以上の記事が最低10記事以上ありますか?
-
記事のボリュームが足りない場合は、追加情報を追記しましょう。記事数が足りない場合は、新しい記事を投稿しましょう。
ただし、AmazonアソシエイトとGoogleアドセンスは、少なくとも20〜30記事ほど書きましょう。
なお、記事の書き方の手順は、「ブログ記事を書くまでの流れと基本的な手順を解説!」をご覧ください。
- ✓ 運営者情報(プロフィール)のページを設置しましたか?
-
プロフィールがない場合は、まずサイドバーからでもOKなので、すぐに設置してくさい。
- ✓ プライバシーポリシーページを設置しましたか?
-
プライバシーポリシーは、固定ページで作ってみましょう。
なお、「プライバシーポリシーのひな形」を用意したので、こちらをコピペして(サイト名だけ修正)もらってもOKです。
- ✓ 著作権を侵害する画像を使っていませんか?
-
違反している画像を使っている場合は、ただちに削除してください。画像は写真ACなどのフリー素材を使いましょう。
- ✓ ブログのテーマを絞りましたか?
-
もしいろんなジャンルの記事を書いてしまっていたら、一番力を入れたいジャンルに絞りましょう。まずは1つで勝負して、ブログが成長したらジャンルを広げることを見当してください。
そして、
・誰の
・どんな悩みを解決する or 欲求を満たすのか?
・どんな広告をサイトに掲載したいか?
について明確に答えられるようにしておきましょう。 - ✓ ブログのジャンルに合わせたカテゴリーを作りましたか?
-
カテゴリーをまだ作っていない方は、「【保存版】WordPressカテゴリーの作り方!初心者向けに具体例つきで解説!」を参考に、カテゴリーを作りましょう。
まとめ
今回はアフィリエイト審査に落ちてしまった原因と対処法について解説してきました。私のこれまでの経験から、審査落ちする7割が「コンテンツのボリューム不足」です。
まずは、読者の悩みを解決してオリジナリティのある記事を最低3,000文字以上で10記事ほど書くことを目標にしましょう。
アフィリエイトの審査が通れば、次はアフィリエイトの案件選びです。収益を順調に増やすためには、案件選びも非常に大切です。案件の選び方については下の記事で詳しく解説しているので、こちらをご覧ください↓↓
コメント