ライバルと争わない!穴場の「ずらしキーワード」を見つける2つの方法

ライバルと争わない!穴場の「ずらしキーワード」を見つける2つの方法

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この記事で解決できること
  • ずらしキーワードの見つけ方がわからない
  • キーワード選定のコツが分からない
  • キーワード選定しているのにアクセスが集まらない

今回はずらしキーワードの見つけ方のコツについて解説します。

先に結論から言いますが、ずらしキーワードは視点を変えて考えたり、ユーザーの気持ちに徹底的に寄り添うことで、自然と浮かび上がってくるものです。

機械的に検索したら一覧が出てきたり、どこかに答えが書いてあるわけでもありません。ボタン一発で見つかるような楽なものでもありません。でも、コツさえつかめばそんなに難しいものでもありません。

今回の内容
✔ ずらしキーワードを見つけるための方法論2つ
✔ ずらしキーワードの具体例

この記事を読めば、穴場となるずらしキーワードを見つけるための方法論がわかります。ブログにアクセスが集まらない状態を打破できるきっかけになれたら幸いです。

なお、ブログが弱いときの作戦として「スモールキーワード・マイクロキーワード戦略」という記事で、スモールキーワードの攻略方法を解説していますので、興味のある方はご覧ください。

高田

高田(管理人)認証バッチ
ブログ歴7年のベテラン。2015年にうつ病で会社を退職後、一念発起して独立。趣味はサッカー、将棋、自転車旅。アフィリエイト最高月収890万円

目次

1.ずらしキーワードは「類語」では見つからない

ずらしキーワードは「類語」では見つからない

結論から言いますが、ずらしキーワードは「類語」では見つけられません。

というか、類語でずらしキーワードを作っても意味がありません。なぜなら、Googleは「類語」などの同一の意味を持つキーワードを、同じキーワードと認識するからです。

実は「ずらしキーワード」という言葉は、私がブログを始めた2015年当時からあって、この当時のずらしキーワードを見つける方法論は、類語を使うものが主流でした。

例えば、次のようなものです。

元のキーワード電動アシスト自転車 ビビ 評価
ずらしキーワード①電動アシスト自転車 ビビ 評判
ずらしキーワード②電動アシスト自転車 ビビ レビュー
ずらしキーワード③電動アシスト自転車 ビビ 感想

「評価」を「評判」「レビュー」「感想」という言葉に変えただけです(笑)。めちゃくちゃ簡単ですよね。今なら笑っちゃうようなずらしキーワードも、2015年当時は十分通用するノウハウでした。

だから、この当時は類語のキーワードをとりあえず全部入れただけのふざけたタイトルが頻発していました。

「電動アシスト自転車ビビの評価・評判は?使った感想を徹底レビュー!!」

こんな感じですね。

でも、よくよく考えれば「評価」も「評判」も「レビュー」も「感想」も検索意図は同じです。検索意図がまったく同じなのに、言葉をちょっと変えただけで検索結果が変わる方が不自然ですよね。

今はこうした言葉をちょっと変えただけでは、同じ検索結果を返してきます。Googleは日々進化を続けています。今は小手先だけのずらしキーワードを使っても、意味がありません。

もちろん、文章を書くときに「類語」を使うのは有効です。同じ言葉を繰り返す文章は、しつこく感じるので、類語を使って言葉を変えることで、クドさがなくなりますからね。

繰り返しますが、キーワード選定に「類語」を活用するのが無意味になっただけです。この点を認識していただけたら、いよいよずらしキーワードを見つける方法を解説していきたいと思います。

2.ずらしキーワードの見つけ方①「主観と客観を行き来する」

ずらしキーワードの見つけ方①「主観と客観を行き来する」

ずらしキーワードを見つける方法の1つめが、「主観と客観を行き来する」です。難しそうに聞こえるかもしれませんが、難しくはありません。

ここで言う主観と客観とは、下の通りです。

  • 主観:自分視点で検索するキーワード
  • 客観:第三者の視点で検索するキーワード

例を出します。

[例1]「転職したい会社員」向けの記事を書く場合。

・客観的なキーワード:「会社員 転職」
・主観的なキーワード:「仕事 辞めたい」、「給料 安い」、「上司 合わない ストレス」

[例2]朝から晩まで仕事で、家事をする暇がない、一人暮らしの独身男性向けの記事を書く場合。

・主観的なキーワード:「家事 時間がない」「掃除 面倒」
・客観的なキーワード:「食洗機 一人暮らし」「ロボット掃除機 一人暮らし」

どうでしょう?主観と客観の違いは視点の違いにあることがわかりましたでしょうか?

もう一つだけ例を出します。

[例3]お小遣いを稼ぎたい、子育て中のママ向けの記事を書く場合。

・客観的なキーワード:「主婦 在宅ワーク」
・主観的なキーワード:「子育て 仕事」、「お家で バイト」

上の例で見ると、客観的なキーワードである「主婦 在宅ワーク」のずらしキーワードを考える場合は、視点を主観に切り替えます。

子育て中のママの視点に切り替えると、「子育て 仕事」「お家で バイト」というずらしキーワードが見つかるのです。

このように、主観と客観の視点を切り替えることで、ずらしキーワードが浮かび上がってきます。

メディア運営者は客観的なキーワードで考えがち

私たちのようなメディア運営者が検索キーワードを考えるとき、客観的なキーワードで考えがちです。

「ターゲットは都内で一人暮らしをしている20代会社員」のような感じで、”今どきのマーケター風”に考えていると、

「会社員 転職 20代」

みたいな客観的なキーワードで考えてしまいがちです。

でも、会社員は自分のことを「会社員」とは検索しません。もっと生々しくてストレートな言葉で検索しているはずですよね。これが主観です。

自分がいつもどんな言葉で検索しているのか?

普段、自分がどんなキーワードで検索しているのか?思い出してみてください。案外、感情にまかせてキーワードを入れていないでしょうか?

そもそも、Googleで検索するときって、そこまで深く考えないで、思いついた言葉、今の感情を入力することが多いんですよね。

例えば、

  • 「彼氏 会いたくない 冷めた」
  • 「朝礼 うまく話せない」
  • 「手荒れ 治らない」

みたいな言葉です。

自分の検索行動を思い出してみると、主観的な視点のキーワードを考えやすくなります。ずらしキーワードは、主観の視点に切り替えると見つかることが多いので。

3.ずらしキーワードの見つけ方②「検索する人の気持ちを深掘りする」

ずらしキーワードの見つけ方②「検索する人の気持ちを深掘りする」

2つめの方法が「検索する読者の気持ちを深掘りする」です。

簡単に言うと、検索キーワードに対して

  • なぜ検索したのか?
  • 何を求めて検索したのか?

を繰り返すことによって、ずらしキーワードを見つける方法です。

例を出します。

[例1]「結婚式場 使わない」のずらしキーワードを考える場合。

①「結婚式場 使わない」について、なぜこのキーワードで検索したのか?と考える
②その理由は「結婚式の費用を節約したいから」という可能性が高い。
 →それなら「結婚 費用 節約」という、ずらしキーワードが見つかる。
③さらに、「結婚 費用 節約」について、なぜこのキーワードで検索したのか?と考える
④「安く結婚式を挙げらる方法を探している」に違いない。
 →それなら、「結婚式 仏滅 安い」という、ずらしキーワードも視野に入る。

上の例では、「結婚式場 使わない」から、なぜ?なぜ?と深掘りすることで、「結婚 費用 節約」「結婚式 仏滅 安い」というずらしキーワードを見つけられました。

もう一つ例を見ていきましょう。

[例2]「日本酒 飲み方 初心者」のずらしキーワードを考える場合。

①「日本酒 飲み方 初心者」について、なぜこのキーワードで検索したのか?と考える
②「日本酒を飲んだことがなく、飲み方がわからないから」検索したはず。
 →それなら「初心者でも飲みやすい日本酒も知りたいよね」と想像できる
③そこで「初心者 日本酒 飲みやすい 甘口」という、ずらしキーワードが見つかる

上の例は、飛躍したように見えるかもしれませんが、読者(ターゲット)の気持ちになれば、簡単に思いつくはずです。読者の気持ちに思いっきり寄り添ってみましょう。そうすれば、ずらしキーワードはスラスラ見つかります。

例えば、上の日本酒の例で、読者(ターゲット)は、20代前半で社会人になりたてのサラリーマンだったとします。この年代は、社会に出て年上の上司との飲み会に悩まされる年代ですよね。

それなら、

  • 「上司 飲み会 マナー」
  • 「上司 飲み会 気に入られる」

こんな感じのずらしキーワードも使えそうですよね。

読者の気持ちになるにはリサーチするしかない

読者の気持ちになりきって考えることが大切です。これはずらしキーワードだけでなく、記事を書くときもタイトルを考えるときも同じです。読者の気持ちに寄り添うためには、徹底的にリサーチする以外に道はありません。

では、どうやってリサーチするのか?

初心者必見!ブログ記事のテーマを決める5つの方法」で解説したように、

  • サジェストキーワード
  • Yahoo!知恵袋などのお悩み回答サイト
  • 書籍やウェブサイト、YouTube、SNS
  • 人に聞く

といったあらゆる方法を駆使してリサーチしましょう。

読者は悩みの解決をしたいだけ

もう一つ重要な視点として、読者がわざわざ検索して記事を読む理由は、「自分の悩みを解決したい」 or 「欲求を満たしたい」だけなんです。

転職したい人は、転職したいのではなく、

  • 給料が安い
  • 上司と合わない
  • 人間関係がつらい
  • 残業が多すぎる
  • 転勤族が嫌

といった悩みを解決したいだけです。

だから、「読者は何に悩んでいるのか?」「読者はどうなりたいのか?」から発想をスタートすれば、ずらしキーワードが自然と浮かび上がってくるでしょう。

まとめ

今回は「ずらしキーワード」の見つけ方の方法論を解説してきました。視点を切り替えたり、読者の気持ちに寄り添ったりする必要があるので、決して楽な方法ではありません。が、ブログがイージーゲームだった時代はとうの昔に終わっていますから、”楽してできる方法”なんて存在しません。

楽ではありませんが、コツを覚えれば難しくはありません。この記事を読んでぜひトライしてくれたら嬉しいですね。

この記事ではずらしキーワードを解説しましたが、キーワード選定では「検索意図」をしっかり把握することも大切です。検索意図の見つけ方については、下の記事で解説していますので、こちらをご覧ください↓↓

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