- 記事タイトルのつけ方の手順
- 記事タイトルをつけるときのコツ
- 記事タイトルを作るときの注意点
私が初心者のころ、頭を悩ませていたのが記事タイトルのつけ方でした。簡単につけられるようでいて、その重要性を考えると、適当にはつけられないんですよね。
でも、記事タイトルのつけ方の基本を理解し、何度も実践を重ねた結果、今ではスムーズに記事タイトルを作れるようになりました。
そこで当記事では、記事タイトルのつけ方の具体的な手順やコツ、注意点をまとめて解説していきます。この記事を読めば、記事タイトルのつけ方の基本的なステップを理解できるので、ぜひ最後までご覧ください。
高田(管理人)
ブログ歴7年のベテラン。2015年にうつ病で会社を退職後、一念発起して独立。趣味はサッカー、将棋、自転車旅。アフィリエイト最高月収890万円。
1.記事タイトルが重要な3つの理由
まず、なぜ記事タイトルが重要なのか?ざっと振り返っておきましょう。その理由は次の3つです。
- Googleからの検索流入が増える
- TwitterなどからのSNS流入が増える
- ブログ回遊率が上がる
思わず読みたくなるような記事タイトルだと、Googleの検索エンジンやTwitterでクリックされやすくなって、アクセスが増えます。
また、ブログを訪れたユーザーが他の記事も読んでもらえるようになるので、ブログの回遊率 ※が上がります。
ブログの回遊率が上がることで、Googleからの評価が上がり、上位表示されやすくなります。上位表示されれば、さらにアクセスが増えていきますね。
つまり、記事タイトルを魅力的にすると、
- アクセスが増える
- 検索順位が上がる
- 収益がアップする
という好循環になるのです。
2.記事タイトルのつけ方手順6つのステップ
記事タイトルをつけるときは、記事を書こうとしているタイミング。当然、記事タイトルだけを書くのではなく、記事のテーマやキーワード、コンテンツが固まっていなければなりません。
そのため、記事タイトルを迷いなくつけるためには、次の6つのステップをしっかりと踏んでいる必要があります。
- テーマを決める
- キーワード選定をする
- 検索意図を明確にする
- リサーチする
- タイトルを作成する(仮)
- 記事執筆後にタイトルを確定する
「長っ!」と思われたかもしれませんが、詰まるところ、記事タイトルは記事作成における一つのステップです。記事のテーマ、ターゲット、内容が決まっていないと、良いタイトルを作れません。
じっくり焦らず、一つずつ見ていきましょう。
①テーマを決める
「どんな記事を書くのか?」という記事のテーマを最初に決めましょう。記事テーマを決める方法は、大きく次の5つがあります。
- 自分の趣味や得意ジャンルから見つける
- 検索キーワードでリサーチする
- ヤフー知恵袋でリサーチする
- 書籍などで学習する
- 人から聞く
記事テーマの決め方の詳細は、下の記事で解説していますので、こちらをご覧ください。
②キーワード選定をする
記事のテーマが決まったら、次にキーワード選定をします。キーワード選定は、「どのキーワードで記事を書いて上位表示させたいのか?」を決めることであり、とても重要なステップです。
キーワード選定は次の3ステップで行っていきましょう。
- キーワードの候補を洗い出す
- 候補のキーワードを調べる
- キーワードの優先順位を決める
キーワード選定のやり方は下の記事で詳しく解説しているので、こちらをご覧ください↓↓
③検索意図を明確にする
狙うキーワードが決まったら、キーワードについて深掘りします。
このキーワードで検索する人は、何を目的にしているのか?どんな悩みや問題を抱えて検索したのか?これらを明確にします。
検索意図を明確にするには、Googleの検索結果をリサーチしたり、Googleサジェストキーワードを使って洗い出します。
また、キーワードの検索意図が次の4つの種類のどれに該当するのか?確認しましょう。
- KNOWクエリ = 知りたい
- GOクエリ = 行きたい
- DOクエリ = したい
- BUYクエリ = 買いたい
検索意図の探し方は下の記事で詳しく解説していますので、こちらをご覧ください↓↓
④リサーチする
検索意図を明確にしたら、実際に記事を書くための情報を集めましょう。
いきなり記事を書くのではなく、メモ帳にまとめたり、マインドマップなどを使ったりして、記事の構成案(設計図)を作っていきます。
記事の構成案の作り方は、「【マインドマップで作る】記事を設計するための構成案の作り方7ステップ」で解説しているので、こちらをご覧ください。
また、記事の構成案を作るときは、「【ブログの記事】9種類のタイプ別特徴とメリット、デメリット」で解説した【記事の種類】を知っていると、スムーズに作ることができますね。
リサーチの具体的な手順は、次の3ステップです。
- 記事の大枠(仮説)を作る
- 競合サイトを調べる
- その他の情報を調べる
リサーチの具体的な手順については、下の記事で詳しく解説していますので、こちらをご覧ください↓↓
⑤タイトルを作成する(仮)
記事の構成案が完成したら、記事タイトルを作成します。ただし、記事作成前はまだ「仮タイトル」でOKです。なぜなら、記事をすべて書いた結果、タイトルを少しだけ変えたいと思うことが多いからです。
「記事タイトルは最後の最後まで見直す」という認識を持っておきましょう。それくらい記事タイトルは重要ですね。
記事タイトルの書き方のコツについては、この記事の後半で書いた「思わず読みたくなる記事タイトルを作るテクニック」を参照してください。
⑥記事執筆後にタイトルを確定する
記事の作成がすべて終わったら、最後にもう一度タイトルを見直します。
記事を全部書いてみた結果、
- 記事タイトルは仮のままで良いのか?
- タイトルの一部だけ追加したり削ったりしなくていいか?
- タイトルを全面的に見直す必要があるか?
を自問自答しましょう。
修正が必要な場合は手直しをする。仮タイトルのままで問題なければそのままにして、記事を投稿しましょう。
なお、WordPressを使った記事や記事タイトルの入力方法は、「まずはこれだけ!WordPress新エディターを使った記事投稿方法【基本から応用まで】」で解説しています。
3.思わず読みたくなる記事タイトルを作る12のテクニック
良い記事タイトルとは、記事の内容を端的に表すものであると同時に、思わず読んでみたくなるような、興味をそそるタイトルでなければなりません。
ここでは、読まれる記事タイトルを作る具体的なテクニックを12個紹介します。
- キーワードをタイトルに含める
- 文字数を36文字以内にする
- 数字を入れる
- 簡単さを強調する
- 権威性を含める
- 社会的証明の原理を使う
- 結果を強調する
- キャッチーな言葉を使う
- 最新情報にする
- HOW TO 形式
- 読者が使う言葉を入れる
- ライバルとの差別化を意識する
これら12のテクニックの詳細は下の記事で詳しく解説していますので、こちらをご覧ください↓↓
4.記事タイトルを作るときの注意点2つ
最後に記事タイトルを作るときの注意点は次の2つです。
- 誇張したタイトルを使いすぎない
- SEOより読者を意識する
一つずつ見ていきましょう。
①誇張したタイトルを使いすぎない
ブログやウェブサイトなどのメディアは、ほとんどの人が商売でやっていますよね。当然、アクセスが欲しいし、ライバルよりよく見せたいと思うのは自然です。自分も同じだし、気持ちはすごくわかります。
私は商売でやっている以上、とがって目立たないとダメだし、多少は釣りっぽいタイトルをつけてもOKだと思います。良い部分を強調するためのテクニックはどんどん使った方がいいと思っています。
ただし、嘘はダメです。
例えば、まったく稼げてないのに、「100万円稼いだ~」というタイトルを使って一時的に惹きつけたとしても、嘘がバレたら一瞬で信用を失ってしまいます。
また、誇張しすぎたタイトルを使いすぎるのも良くないですね。
たまに盛るぐらいならOKですが、毎回毎回てんこ盛りにした記事タイトルばかりつけていると、信用が置けないヤツと思われてしまいます。
どこからがやり過ぎで、どこからがやり過ぎでないかの具体的なラインはないですが、バランス感覚をもってやっていきましょう。
②SEOより読者を意識する
記事タイトルはSEO対策の一環ですが、SEO対策を意識しすぎると、読者が置いてきぼりになってしまうことがあります。
よくあるのが、記事タイトルにキーワードをめちゃくちゃ詰め込んでしまうパターン。
例えば、
「小芝風花の学歴は?出身の高校や大学と中学校と偏差値と卒アル経歴まとめ」
芸能ゴシップ系のブログを運営している人がよく書きがちなタイトルです笑。
できる限りキーワードを狙いたいから、とにかくキーワードを放り込むと、このような不自然なタイトルになってしまいます。
Googleしか見てないから、こうなるのです。私たちはパソコンに向かって作業していますが、記事を見るのは人間です。この記事タイトルを見た読者はどう思うのか?常に読者を意識して記事タイトルをつけましょう。
まとめ
今回は記事タイトルを作る手順や記事タイトルのテクニック、そして記事タイトルを作るときの注意点までを解説しました。
最後の「SEOよりも読者を意識する」で書いた通り、もっとも大切なことは「読者を意識すること」です。読者を置いてけぼりにしないで、常に読者のことを想像しながら、記事タイトルを作っていきましょう。
今回解説した記事タイトルも重要ですが、記事の書き出し(リード文)も大切ですね。記事の書き出しのやり方については下の記事で解説していますので、こちらをご覧ください↓↓
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