- 記事を書くのに時間がかかりすぎる
- 記事を書いている途中で何が言いたいのかわからなくなって手が止まる
- ”しっかりとした記事”の書き方がわからない
これらの悩みを解決するために、マインドマップを使った記事構成案の作り方を解説していきます。
私も以前は記事を作るのに異常な時間をかけていましたが、その原因は
- 設計
- 執筆
- 編集
を同時にやろうとしていたから大変だったんですよね。
そうではなく、最初は設計に集中。記事を書く時は設計にもとづいてバァーっと一気に書き上げる。最後に誤字脱字や表現を修正したり、画像や装飾を入れていく。
こんな感じで設計、執筆、編集を別々に作業することで、記事作成の時間を短縮でき、クオリティの高い記事を書けるようになりました。
そこで当記事では、
- 記事の設計方法
- マインドマップを使った記事構成案の作り方
を解説します。
この記事を読めば、より良い記事をより短い時間で作れるようになるので、ぜひ最後まで読んで実践してください。
高田(管理人)
ブログ歴7年のベテラン。2015年にうつ病で会社を退職後、一念発起して独立。趣味はサッカー、将棋、自転車旅。アフィリエイト最高月収890万円。
記事の構成案を作る前に知っておきたいこと3つ
まず、記事を作る前に知っておくべきこと3つ紹介します。
記事の構成案とは?
記事の構成案とは、一言でいうと記事の設計書。次の11個で構成されています。
- テーマ
- キーワード
- 想定読者
- 検索ニーズ
- ライバルリサーチ
- 記事のゴール
- タイトル
- 見出し
- 見出しごとの内容
- リード文
- まとめ
この11個の項目について検討やリサーチを行っていきます。
具体的には、下のマインドマップテンプレートに一つ一つ情報を入力すると、記事構成案が出来上がります。
構成案を作る3つのメリット
メリットは次の3つです。
- 結論が明確になる
- 執筆作業が楽になる
- SEO効果のある記事が書ける
一番ダメな記事は、「結論がわからない記事」ですよね。何が言いたいのかわからない記事は、読んでいて苦痛だし、読者もすぐに離脱してしまうでしょう。
とくに、「ブログ記事9種類のタイプ別特徴」で解説した「HOW TO記事」や「レビュー記事」は、結論を一番最初に述べることが大切ですね。
構成案を作ることで結論を明確にできます。SEO対策をしっかりと施した記事を楽に作れます。
マインドマップを用意する
私はマインドマップを使って記事構成案を作っています。
その理由は、見やすいからです。
マインドマップなら記事を書くときに全体像や論理構成がわかりやすいし、記事を書くときにすごく楽なんですよね。私も以前はメモ帳やGoogleスプレッドシートを使っていましたが、一度マインドマップを使ったら戻れなくなりました。
おすすめはXMind
おすすめのマインドマップアプリは、XMindです。
メリットは3つ。
- 無料版でも十分に使える
- マインドマップ以外にも、ロジック図、組織図、魚骨図など種類が豊富
- iCloudを使えば、Windows、Mac、iPad、iPhone、Androidでデータ共有できる
私が特に重視したのは、③のデータ共有ですね。これがあると、外出先でもちょっとしたすきま時間に作業できます。
他のマインドマップは複数端末間でデータ共有ができなかったり、データ共有は有料だったりするんですが、XMindは無料で共有できる太っ腹です。
記事構成案作成の手順
最初に手順の全体像を見ておきましょう。構成案の作成は次の7ステップです。
- テーマ&キーワードを設定する
- 想定読者を設定する
- 検索ニーズを定義する
- ライバルリサーチをする
- 骨子を作成する
- 本文の構成を作る
- 記事を書く
一つずつ進めていきます。
手順1:テーマ&キーワードを設定する
最初にテーマとキーワードの設定をしましょう。具体的には次の3つを行います。
- テーマを決める
- キーワードを調査する
- キーワードを選定する
①テーマの決定
まず、記事のテーマを決めましょう。言い換えると、記事のネタですね。
「この記事は~~について書いている」と一言で言い表せるくらいのイメージです。例えば、当記事は「記事の構成案の作り方」について書いています。
また、「初心者必見!ブログ記事のテーマを決める5つの方法」で解説したように、記事のテーマは、
- 読者ニーズがあるテーマ
- 読者の悩みを解決するテーマ
でなければなりません。
具体的な作業としては、メインとなる1~2語のキーワードを決めて、マインドマップのテーマ欄に入力します。
作業①「テーマ(メインキーワード)の決定」
記事のテーマを「婚活パーティ」にしたので、メインキーワードの「婚活パーティー」をマインドマップのテーマ欄に入力。
②キーワードの調査
メインキーワードを設定したら、次に3~4語の複合キーワードにするために、キーワードのリサーチを行います。
私たちのような個人メディが設定する複合キーワードは、「ブログ弱者が狙うべき「スモールキーワード・マイクロキーワード戦略」」で解説したように、下の2つが狙い目です。
種類 | 概要 |
---|---|
スモールキーワード | ・月間検索ボリューム:1,000回未満 ・キーワード数:2語〜4語 |
マイクロキーワード | ・月間検索ボリューム:100回未満 ・キーワード数:3語以上 |
検索数はそれほど多くないけれど、ライバルもそこまで強くないスモールキーワードやマイクロキーワードを狙っていきましょう。
キーワード調査の手順は、次の2つです。
- ラッコキーワードでGoogleサジェストキーワードを一括出力する
- Googleキーワードプランナーで検索ボリュームを調査する
ラッコキーワードとGoogleキーワードプランナーを使ったキーワード調査の具体的な手順は、「基本の4ステップ!SEOキーワード選定の手順」で解説しているので、こちらをご覧ください。
③キーワードの選定
Googleキーワードプランナーで調査したキーワードの中から、今回狙うキーワードを決定しましょう。
選定したキーワードをマインドマップに入力します。また、選定したキーワード以外で気になるキーワードがあれば、マインドマップにメモしておきます。
作業②「キーワードの選定」
キーワードを「婚活パーティー 服装 男性 30代」(月間検索回数100回)に選定。この他にも関連しそうなキーワードをマインドマップに書き込む。
手順2:想定読者を設定する
続いて、想定読者を設定します。想定読者とは、「この記事を読むのは誰か?」ということで、主に次の項目を決めます。
- 年代
- 性別
- 住んでいるエリア
- 家族構成
- 職業・役職
- 学歴
- 年収
- 趣味・特技
- ライフスタイル
- 悩み
いわゆる”ペルソナ”と呼ばれているものですが、想定読者を決めることで、どんな内容をどんな語り口でどこまで書くのかはっきりします。
想定読者がイマイチ思い浮かばないという方は、
- 過去の自分
- 親しい友人や家族
といった身近な人物を想定読者にするのがやりやすい方法ですね。
想定読者を思い浮かべて、語りかけるように文章を書いていきましょう。
作業③「想定読者の設定」
想定読者を次のように定め、マインドマップに書き込んだ。
「東京都内のマンションに一人暮らししている、30代半ばの独身男性。東京都内に本社がある中堅食品メーカーに勤務する営業マン。年収500万円ほど」
「残業も少なく休日も多い、比較的恵まれた職場環境だったため、アフター5は友人や同僚との飲み会、休日は趣味のゴルフを存分に楽しむ充実した社会人生活を送っていた。が、30歳を過ぎて友人たちが次々と結婚。独身時代は2つ返事で遊びに行っていた友人が、結婚後は家族サービス優先で遊んでくれなくなり、一人取り残さた気分でいる」
「年齢も30代半ばになり、嫌でも結婚を意識しなければならないが、ここ数年、恋人はおろか出会いも一切ないので、異性との向き合い方に自身を無くしてしまっている。真剣に結婚相手を探したいと思っているが、30歳を過ぎてからは合コンがなくなり、職場で出会いもなく焦っている。最近、太ってきているのが悩み」
手順3:検索ニーズを定義する
続いて、検索ニーズを定義します。
検索ニーズは、一般的に”検索意図”と言われいて、
- (想定読者は)なぜ検索したのか?
- (想定読者は)何を求めて検索したのか?
を明確に定義することです。
検索ニーズ(意図)を満たさないと、どんなに充実した記事でも読者は満足しません。なぜなら、自分が求めている答えがそこにないから。
例えば、「腹減ったからラーメン食いてぇ」と思ってラーメン屋に入ったのに、かき氷を出されても嬉しくないですよね?たとえそのかき氷がどんなに美味しかったとしても、「いやいや、ラーメン食いに来たんだけど…」と怒って店を後にするはずです。
「検索ニーズ(意図)は必ず満たさなければならない」と認識しましょう。
顕在ニーズと潜在ニーズ
検索ニーズ(意図)には、顕在ニーズと潜在ニーズがあります。
- 顕在ニーズ:読者自身が気づいているニーズ
- 潜在ニーズ:読者自身が気づいていないニーズ
顕在ニーズは検査キーワードを見たらだいたいわかりますが、潜在ニーズは見えていないニーズなので、わかりづらいですよね。潜在ニーズは「なぜ顕在ニーズを求めるのか?」「顕在ニーズが満たされた先に何があるのか?」を考えると見えてきます。
例えば、ダイエット食品を探している人の顕在ニーズは、「効果的なダイエット食品を探している」ですが、潜在ニーズは「痩せたい」「モテたい」です。
ブログの記事は、顕在ニーズを確実に満たしながら、潜在ニーズに対する新たな提案ができると、読者に満足されるのです。
なお、検索ニーズ(意図)の調べ方の詳細については、「検索意図とは?種類、調べ方、成約率を具体例つきで解説!」で詳しく解説しているので、こちらをご覧ください。
作業④「検索ニーズの定義」
想定読者の悩みに思いを馳せ、顕在ニーズと潜在ニーズを次のように設定した。
・顕在ニーズ:30代男性が婚活パーティーで着ていく洋服を探している
・潜在ニーズ:結婚したい、親を安心させたい、劣等感を解消したい、みんなと同じでいたい
手順4:ライバルリサーチをする
次にライバルの情報を調べていきましょう。次の5ステップです。
- (上位サイトの)記事タイトルとURLのコピペ
- (上位サイトの)キーワードの調査
- (上位サイトの)見出しの抽出
- (上位サイトの)共通点の洗い出し
- 差別化ポイントの考案
少しボリュームが多く感じられるかもしれませんが、厚みのある記事を書くための重要な作業なので、集中して取り組みましょう。
①記事タイトルとURLのコピペ
まず、選定したキーワードでGoogle検索を行い、上位5サイトの記事タイトルとURLを、マインドマップにコピペします。
なお、グーグル検索するときは、Google Chromeのシークレットモード ※で検索しましょう。
作業⑤「上位サイトのタイトルとURLのコピペ」
選定したキーワード「婚活パーティー 服装 男性 30代」でGoogle検索を行い、上位5サイトの記事タイトルとURLをマインドマップにコピペした。
②キーワードの調査
次に上位サイトが狙っているキーワードを調べて、マインドマップに書き記していきましょう。
キーワード調査はruri-coというサイトを使うと便利です。
- 選定したキーワードを入力して「調査」をクリックする。
- 「タイトルへのKWD使用情報」タブをクリックする
- 下に表示された1位から5位までのキーワードをマインドマップにコピペする
※重複しているキーワードは除外すること
作業⑥「上位サイトのキーワードをコピペ」
選定したキーワード「婚活パーティー 服装 男性 30代」でruri-coの調査を行い、上位5サイトのキーワードをマインドマップにコピペした。
③見出しの抽出
さらに、上位サイトが使っている見出しを抽出して、マインドマップにコピペします。
これはラッコキーワードを運営している会社が提供している「見出し(hタグ)抽出」を使うと、一瞬で抽出してくれます。
- 選定したキーワードを入力して「検索上位サイトから抽出」をクリックする
- 「+」ボタンをクリックすると、見出し一覧が表示されるので、見出しをマインドマップにコピペする
「見出し(hタグ)抽出」は各サイトの文字数や平均文字数も自動抽出してくれます。記事のボリューム感の参考にしましょう。
作業⑦「上位サイトの見出しをコピペ」
選定したキーワード「婚活パーティー 服装 男性 30代」で見出し(hタグ)の調査を行い、上位5サイトの見出しをマインドマップにコピペした。
なお、ruri-coや見出し(hタグ)抽出をはじめとしたブログ運営に役立つおすすめのツールを、下の記事で紹介しています↓↓
④共通点の洗い出し
上位サイトの見出しを抽出したら、その中で共通している内容を洗い出していきましょう。
いま上位で表示されているサイトは、検索ニーズを満たしているから上位表示されています。よって、上位表示されているサイトに共通して書かれている内容は、「必ず含めるべき内容」と言えますね。
作業⑧「上位サイトの共通点の洗い出し」
1位から5位までの見出しを見比べて、共通して書かれている内容を洗い出し、マインドマップに記入した。
<洗い出した共通点>
・婚活パーティで何を着ていくべきか?スーツ?カジュアル?
・女性が男性に求めている服装
・婚活パーティでNGな服装
・婚活パーティーにおすすめのメンズ服
・婚活パーティーの季節ごとのメンズコーデ(春夏秋冬)
・婚活パーティーの年代別おすすめコーデ
・婚活パーティでおすすめのアイテム
⑤差別化ポイントの考案
共通点をまとめただけでは、上位サイトと同じような内容になってしまいます。これじゃ勝てませんよね。後発は差別化しないと目立ちませんし、価値がありません。
これまでの作業で抽出した共通点や見出し、キーワードなどを見比べながら、差別化できるポイントを探っていきましょう。
差別化ポイントがどうしても浮かばない場合は、
- 自分の体験談や感想
- 自分で考えだした具体例
など、自分のことを差別化ポイントにすると見つけやすいですね。
例えば、「婚活パーティー 服装 男性 30代」の記事ならば、
- 自分で衣料品店に出かけて、婚活パーティー用の洋服を選んでみた体験をレポートする
- クラウドワークスで「男性が婚活パーティーに着てほしい服装」のアンケートを取り、その結果を記事にする
といった、記事を差別化するための行動を自ら起こし、その内容を記事にするのが一番簡単な方法ですね。
作業⑨「差別化ポイントの考案」
差別化ポイントを作るために、下2つの行動を起こし、その内容をマインドマップに追加した。
・伊勢丹メンズ館に訪れて婚活パーティー用のおすすめコーディネートを店員に聞いた体験談
・女性100人に聞いた「婚活パーティーで女性ウケの良い男性ファッション」5のアンケート結果
クラウドワークスなら、1回答あたり最低5円からアンケートをとることができるので、100人にアンケートしても500円~とお安い金額でアンケートができますね。
手順5:骨子を作成する
ここからは記事を作るための骨格を作っていきます。やることは次の3つ。
- 記事のゴール設定
- 記事タイトルの決定
- 見出しの作成
一つずつ見ていきましょう。
①記事のゴール設定
記事のゴールとは、「読者が記事を読み終わったときに、どうなっていて欲しいか? or 何をして欲しいか?」です。
言い換えると、「読者がどうなったらこの記事は成功なのか?」ですね。
記事のゴールには、2つの側面があります。
- 表のゴール:読者のニーズを満たすこと
- 裏のゴール:自分の思惑を果たすこと
例えば、「婚活パーティー 服装 男性 30代」の記事なら、次の通りです。
- 表のゴール:読者が婚活パーティーに着ていくべき洋服がわかる
- 裏のゴール:読者がアフィリエイトリンクからおすすめのスーツを購入する
このように読者視点のゴールと自分視点のゴールを2つ持っておくことが、ブログ運営では重要です。
もちろん優先すべきは「表のゴール(読者のニーズ)」です。表のゴールあってこその裏のゴールですから。
作業⑩「記事のゴール設定」
表のゴール、裏のゴールをマインドマップに追加した。
②記事タイトルの決定
記事のゴールが決まったら、記事タイトルを決定しましょう。
記事タイトルを作るときは、下のようなテクニックを使うと、読者に読まれるタイトルにできます。
- キーワードをタイトルに含める
- 文字数を36文字以内にする
- 数字を入れる
- 簡単さを強調する
- 権威性を含める
- 社会的証明の原理を使う
- 結果を強調する
- キャッチーな言葉を使う
- 最新情報にする
- HOW TO 形式
- 読者が使う言葉を入れる
- ライバルとの差別化を意識する
タイトルのコツについては、「ブログ歴7年の私が厳選!記事タイトル 12のコツ!【具体例つき】」で詳しく解説しているので、こちらをご覧ください。
作業⑪「記事タイトルの決定」
記事タイトル「女性100人に聞いた!30代婚活パーティーで失敗しない服装選び【男性編】」をマインドマップに追加した。
③見出しの作成
次に記事の見出しを作成していきましょう。ライバルリサーチで行った上位サイトの見出しや共通点、自分で考えた差別化ポイントを参考に作ります。
見出しの階層は、まずH2タグから作ります。記事の内容によって、H3タグやH4タグを入れるか?検討していきましょう。
作業⑫「見出しの決定」
ライバルリサーチで調べた上位サイトの共通点と自分の差別化ポイントを参考に、見出しをマインドマップに追加した。
手順6:本文の構成を作る
いよいよ最終盤です。ここまで設計できれば、記事の作成が楽になるので、最後まで頑張りましょう。
本文の構成作りは次の3ステップです。
- 見出しごとの内容入力
- リード分の作成
- まとめの作成
①見出しごとの内容入力
先ほど作成した見出しごとに、書く内容のポイントを追加していきます。
書き方は「PREP法」を使うと簡単にわかりやすい文章を書けますね。
- Point:見出しの主張
- Reason:主張の根拠・理由
- Example:主張の具体例
- Point:もう一度主張を繰り返す
何を書けばいいのか?わからなければ、ライバルリサーチで調べた上位サイトの記事や、見出しで検索して調べた内容を参考にすると、書きやすくなりますね。
この他にも、「ブログ記事のリサーチ手順!基本の5つ」で解説した、下の6つの方法でリサーチした情報も付け加えていくと、より厚みのある記事をかけるようになります。
- Yahoo!知恵袋
- TwitterやインスタグラムなどのSNS
- YouTubeやTikTok
- 書籍
- 人に聞く
- ChatGPT
作業⑬「見出しごとの内容入力」
PREP法にもとづいて見出しごとの内容をマインドマップに追加した。
②リード分の作成
リード文とは記事の書き出しのことです。一番最初の導入部分の文章ですね。
リード文の書き方には王道のテンプレートがあって、次の4つの内容を書けばOKです。
- 読者が抱えている問題や悩み
- 読者の問題を解決する方法
- 問題を解決できる根拠
- 記事を読んだ未来(ベネフィット)
実はこの記事のリード文(書き出し)も、上記のテンプレートを使った文章になっています↓↓
このリード文の書き方を一つ覚えておくと、とても便利ですね。
リード文の書き方の詳細は、「これだけでOK!読者の心をつかむ記事の書き出しパターン!」で詳しく解説しているので、こちらをご覧ください。
作業⑭「リード文の作成」
書き出しの王道テンプレートを使って、リード文で書く内容を追加した。
【読者の悩み】
・婚活パーティーに着ていく洋服がわからない
・婚活パーティーを失敗したくない
・結婚相手を見つけたい
【悩みを解決する方法】
・婚活パーティーで30代が着るべきおすすめのメンズコーデを理解して、すぐに購入できる
【解決できる理由】
・女性100人に女性ウケするコーディネートを聞いたり、プロの店員さんにインタビューしたから
【記事を読んだ未来】
婚活パーティーで失敗しないコーディネートができるようになって、自身をもってパーティーに挑める
③まとめの作成
まとめは記事の最後の部分です。
まとめの書き方はいくつかありますが、最低限抑えるべきポイントは次の2つです。
- 記事の主張を繰り返す or 記事の中で一番重要なポイントをもう一度繰り返す
- 次のアクションを入れる(読者を誘導する)
次のアクションとは、「記事を最後まで読んだ読者が、次に何をして欲しいのか?」を考えて、読者を誘導する仕掛けを作ることです。
例えば、
- 関連する別の記事へのリンクを貼る
- ランディングページ(商品を紹介する記事)のリンクを貼る
- 記事で紹介したアフィリエイト商品のリンクを貼る
- メルマガ登録フォームを設置する
- SNSのフォローを促す
- セミナーの申し込みページへのリンクを貼る
などがあります。
コツは「言葉できちんと伝えること」ですね。
インターネットの媒体は「こうして欲しい」とか、「これがおすすめです」と言葉できちんと表現することが大切です。なんとなくリンクを貼っていても、読者は気づかずにページを去ってしまうことが多いですね。
だから、言葉に出して読者を誘導しなければ伝わらないのです。
作業⑮「まとめの作成」
まとめとして、次の2つを追加した。
・記事の中で一番重要なポイント:女性ウケする服装選びのコツ
・次のアクション:婚活マッチングアプリを紹介する記事に誘導する
手順7:記事を書く
最後は設計にもとづいて粛々と記事を書いていましょう。
なお、WordPressの投稿方法がわからない方は、「まずはこれだけ!WordPress新エディターを使った記事投稿方法【基本から応用まで】」で解説しています。
構成案作成の完了
お疲れさまでした!これで記事の構成案の作成が完了しました。最初は少し大変に感じたかもしれませんが、慣れてくるとスピードアップできますよ。
最後に、記事構成案を作るときの注意点を説明します。
記事構成案を作るときの注意点
注意点は次の3つです。
- 結論を意識する
- 検索意図に合わないものは除外する
- 長文になる場合は見出しを増やす
一つずつ説明します。
①結論を意識する
文章も構成案も「結論」が大切です。まず結論を先に持ってくることを意識しましょう。
現代人は忙しく、できる限り早く問題を解決したいと思っています。そのため、最後まで結論がわからない記事を読んではくれません。すぐに離脱してしまうでしょう。
構成案の見出しや文章を作るときも、結論を先にする意識を忘れないでください。
②検索意図に合わないものは除外する
検索意図に合わない内容は省きましょう。
記事の構成案を作るとき、リサーチをすればするほど情報が増えていきます。情報が増えていくと、つい検索意図に合わない内容も、「面白そうだから」という理由で追加したくなりがちです。
が、読者は悩みを解決したいのであって、記事を読みたいわけではありません。構成案をもう一度見返して、検索意図に合わない内容は思いきって削除しましょう。
③長文になる場合は見出しを増やす
長文になる場合は見出しを増やして、区切りましょう。
現代はスマホで読むことが多くなっているので、文章がダラダラと長いと、疲れてページを閉じられてしまいます。
感覚的には、長くても10行以上の長文が続く場合は、見出しで区切った方がいいですね。
まとめ
今回は記事構成案の作り方を解説しました。
当記事の冒頭で書きましたが、記事の作成スピードを上げるためには、
- 設計
- 執筆
- 編集
を分けることが重要です。
言いかえれば、頭を使う作業、手を動かす作業、チェック作業を分けるということですね。これをやるだけで、記事を作る速度が上がりますし、記事を作るストレスも軽減しまので本当におすすめです。
良い記事を書けるようになったら、本腰を入れてアフィリエイトに取り組んで、ブログのマネタイズをしていきましょう。アフィリエイトについては、下の記事で解説しているので、こちらをご覧ください。
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